19世紀の遺産

「19世紀の遺産」では、我が国の登記所に長く備え付けられてきた公図と、地籍調査事業よって作成された地籍図を対比して紹介しています。
現在、全国の登記所にある図面のうち半数近くが公図(地図に準ずる図面)であり、精度の低い公図は、土地取引の混乱や境界紛争の発生を招くなど、多くの問題を生じさせますが、その問題を日常生活の中で実感することは容易ではありません。
そこで、地籍調査が実施されず、正確な土地の地図が備え付けられていないことが社会にとっていかに大きな損失であるかを実感していただくため、「19世紀の遺産」である公図の実態をご覧いただくものです。

公図と地籍図の対比例

以下では、様々な地域の公図と地籍調査により作成した地籍図の対比をご覧いただけます。

  • 農地の分合筆(山間部の入り組んだ農地)[PDF:4.9MB]
  • 山林地番(道路が分筆登記された例)[PDF:2.8MB]
  • 談合図(土地の所在のみを表す公図)
  • 公図混乱(地番の混乱した農地)[PDF:1.6MB]
  • 宅地地番(道の現況の図示)[PDF:3.0MB]
  • 戦災復興地区(都市部における調査の効果)[PDF:749kB]
  • 道路分筆(不正確な道路位置表示)[PDF:5.3MB]
  • 正確な公図(縄延び(なわのび)の事例)[PDF:4.3MB]
  • 法定外公共物(農地転用地区における水路・里道の管理)[PDF:1.7MB]
  • 土地連絡調査図(北海道における調査)[PDF:841kB]
  • 公図不存在(公図の作製されなかった山)[PDF:2.1MB]
  • 沖縄県の公図(戦災を免れた勝連町)[PDF:4.8MB]

これらの地域では、地籍調査を実施したことにより、正確な地籍図が作成され、正確な土地取引、公共財産の適正な管理などが可能となりました。